29杯目

たいとらの代表松原といいます。
そんな僕はライブハウス以外にも色々な顔を持ってるよ。
昼は福祉などの活動。夜の顔はライブハウス。深夜の顔は置いといて…
って誰が真矢の顔やねんっ!

…取り乱しましたがこの度、あの笑いの頂上決定戦M-1グランプリ2006の1回戦に出演して来ました。

1回戦前日。
慌てて相方の風次とネタを作りライブハウスの1番目で披露。
死にたいぐらいの失笑…。

また慌ててネタを20分で作り終演後に披露。
まーまー、受ける。
だが不安はMAXな状態のまま当日11時に【よしもと∞ホール(NGKホール)】に到着。
しかし風次は来ない…。
焦って電話したら

「いや、もう行きたくないです。」

コラァーー!お前小学生かっ!ちゃんとせー!
なんとか説得してこちらに向かわせる。
とりあえず相方の到着まで会場の偵察に入るが、もう想像を絶する世界。
50人ぐらいの観客は確実に1回戦の我々を見下して「笑ろたるかい!」みたいな空気。

凄い独特のアウェー感満載。
総勢200組の漫才師達のネタのクォリティーに衝撃!
1年ほどかけてネタを作ってこの日に照準をしぼった奴らと比べ前日にネタを作った俺たち大至急ミジンコである。
中にはごっついおもろい奴もいれば、死んだほうがいい奴までいるが、俺たちは贔屓目に見ても勝てる気がしない。

風次が到着し、ネタ合わせの為に近隣の人のいない場所を探すがあちこちで先客のコンビが並んでネタ合わせをしている。 これまた凄い光景である。

時間が迫り、我々は舞台裏に呼ばれるが、そこはリアリティーから遠い世界。
コント用にレオタードとか柔道着とかパンダの衣装の奴らがめちゃくちゃ緊張した顔で真顔でいっぱいいるのである。
これ一番見られた無い姿やん。
面白いので喋りかけると

「いや、ちょっと静かに」

ええ~~~!?パンダでマジ?バリ残念!こいつおもんな。

そんな俺も出番が近づくにつれ緊張が襲う。これは凄い。
今までGOING KOBEの舞台やTVなど出たが、そんなの比べられない程の緊張。
風次はずっとウィスキー片手に酔いで自分を忘れようとするが、

「松風さん出番です」

の声で青ざめるまま出ばやしが流れ登場する我々。

「はいっ!ど~も~松風で~す!」

遂に始まった我々のネタ。 もうこれね。ずっと2人でネタを作っていたら何が面白いのか解らんくなってくる。

「受ける!」

と思ってたのがスベって、

「え?」

ってのが爆笑… ホントわかんないね。“間”一つで全然変わるし。

結果は当然爆笑♪このままじゃ優勝じゃん!みたいな空気で会場は盛り上がり、 審査員が駆け寄ってくる始末。
俺はツッコミなんだが会場のボケの奴が
「是非一緒にコンビを!」
と引き抜きの嵐!俺の場合このままじゃ簡単にライブハウス辞めて東京行きそうなぐらい人生が散らかりそうなので悩んでいた所、
俺たちの前のコンビが今年10年目で最後の挑戦だった彼らは無念の敗退。
すると相方風次がそのコンビに話かける。

「俺たちの2回戦の切符をやるよ」

エエエエッ!??なんで?

「だって俺たちは来年もあるけど、こいつら最後の挑戦やん!ここで2回戦に行っても人間が腐るなんてまっぴらだ」

さすが風次。 そんな賞を貰っても何にも価値は無い。
俺もうなずき来年への挑戦を誓う。

「俺たちなんかよりあのコンビに賞はあげてください。笑いに順位なんて決めれないんだ。」

そう言い残し去る我々。
俺たちには先がある。 来年は見逃した1000万円を取りにいくぜ!
待っていろ!笑い飯、麒麟たち!

*注意)普通に敗退したのが恥かしくて言い訳をしてる訳ではありません。

という事で場慣れしたい我々「松風」はみなさんのオファーをお待ちしております。
学園祭、結婚式、打ち上げ、イベントなどなどお電話お待ちしております。
090-5366-8237松原

-2006/11/05 update-