KOBEフラワーテント1.17開催!

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太陽と虎も協力しているKOBEフラワーテント1.17が今年復活します!

阪神淡路大震災から、来年2015年で20年を迎えます。
「近年稀にみる大災害」「ボランティア元年」「地域コミュニティーの破綻」・・・様々な事を私たちが 思い知らされた大災害。

東日本大震災において、阪神淡路大震災で得た教訓が活かされた場面も少なくないと聞きます。

「被災者だからわかる想い」「被災者の為に出来る事」「被災者にしか出来ない事」を日々模索していた阪神淡路大震災に見舞われた20年前。 被災者である私たちですら、20年という月日を記憶の1ページに追いやろうとしています。
震災で家族を亡くした人々の心の傷 二重三重のローン返済 壊れてしまった人間関係 ・・・。 今なお苦悩・葛藤している同じ被災者の想いを「過去の事」としてはいないでしょうか?

阪神淡路大震災発生の約1か月後、「避難所や避難先で悲しみと絶望に向き合っている同じ被災者に、少しでも笑顔を取り戻してもらいたい。」そんな想いから、『フラワーテント』は神戸市役所横の東遊園地に誕生しました。「被災者による 被災者の為のステージ」をスローガンに、全ては集まったボランティアにより作られたのです。 「家族全員喪ってしまったが、ギター1本だけが残った。今の想いを唄わせて欲しい。」「傷ついた子供たちに人形劇をプレゼントしたい。」そんな被災者が続々と集まり、フラワーテントは徐々に形になっていきました。「被災者が被災者を応援している」という噂が広まり、全国からプロのミュージシャン・演劇人・パフォーマーが応援に駆け付けてくださり、『フラワーテント』は、さらに大きなステージとなっていったのです。このステージは、同じく被災者であったボランティア達の熱意と、賛同して下さった方々のご支援により、約1か月間続けられました。

来年2015年、阪神淡路大震災当時に産まれた子供達が、成人式を迎えます。
東日本大震災の被災地ですら「風化させてはいけない」と声が挙がっているにもかかわらず、日々の報道は減り、当事者以外の人々の記憶から少しずつ遠ざかっていこうとしています。 「歳月では癒すことの出来ない思い」をそれぞれに抱えた私たちだからこそ、20年という節目に出来る事・しなくてはいけない事があるのではないでしょうか?

その一つとして『フラワーテント』を今一度開催し、「災害被害を風化させてはいけない。」という、神戸だからこそ発信出来る想いを全国・世界に発信したいと考え、『kobeフラワーテント1.17プロジェクト』を発足しました。

再びここ神戸から『フラワーテント』を発信し、共に考えていきたい。
「あの時の想い」をもう一度伝えていきたい。
『kobeフラワーテント1.17プロジェクト』実現に、ご賛同・ご協力をお願い致します。

平成26年3月11日
kobeフラワーテント1.17プロジェクト

-2015/01/25 update-