11杯目 「新幹線の中で即興漫才」

最近、松原の打ち上げネタやボキャブラリーをパクって笑いを取る全国のバンドマンが急増!
初めて飲んだバンドにネタをやったら「それ〇〇ってバンドのパクりですか?」とか言われてとても恥ずかしいYO
。松原打ち上げネタを使った場合は是非ネタの後に(C)松原の表記を切にお願いします!

 

 

って事で巷ではマツバラーと呼ばれるキッズ達、お待たせしました!
おはようさん。奥地の恋人・太陽と松原です!

 

 

…って、わしゃどんな僻地におんね~ん!
なんて誤変換ギャグが爽快に決まった所で、先日の出来事。

 

 

とあるバンドが九州でライブをしていたので急遽会いに行く事にした新幹線乗車中、漫才のネタの様なエピソードが起こった。

予約していた新幹線の時間より早く着いてしまい、待つのも嫌なので一本早い奴に乗ることにした。
かなり混雑していたが自由席でなんとか席を見つけて座った。
すると数分してから通路側にいるおばさんが「もしかして嵐の松本君?」 って聞いてきた…。

 

えっ!?俺?いやっ!ちょっと待って…全然違うしっ!

 

 

一瞬何を言ってるのか分からなくて戸惑った隙に周囲が
「え?嵐乗ってんの?」的な感じで満員電車の乗客がバリ見てくる。

 

 

ヤメテ!見ないで!大至急別人やから!!

 

 

「ち、違います!!」

 

 

慌てて勢い良く答えるとバリ残念そうな顔するやん…。
周囲の乗客も「なんやそれ…」的な空気が充満。
ごめんね。みなさん…松原はどうしても松原なの。松原じゃないといけない理由がいっぱいあるの。
しかも似てもないの。せめてソックリさんやったらよかったのにね。ほんとごめん。

 

 

そんな恥ずかし目を受けてから数時間経つと隣に座っているおばあちゃんが喋りかけてきた。
『暗い顔してますけどどうしたんですか?』

 

 

 

いやいや、さっきので凹んでんねん。とは言えず…
「いや、ちょっと…」と答える。

 

 

 

少し沈黙が続いてから『どちらまで?』と聞いてきた。
なんでこんなに絡んでくんねん。。

 

 

 

「九州です。詳しい場所はよく知らないのですが知人(バンド)と連絡が取れなくて…」と答える。

 

 

 

するとめっちゃおばあちゃんが暗い顔になって
『まぁ大変。慌てて乗り込まれたの?』
「…。突然思い立って乗り込んだので…」

 
そう答えるとおばあちゃんが焦った顔して
『まさか…失礼ですけど、はやまった事をお考えでは…?』

 

 
はぁぁ?ヤカマシイわ!お前が早まってるやんけっ!
自殺しそうな顔か?違うねん。
ワシは早く駅に着いたから一本早く乗って、ほんでジャニーズに間違えられて周囲に残念がられて凹んどんねんっ!

とは言えず全力で否定すると
『ではお知り合いが亡くなられたんですか?』

 

 

ええっ?これってバカにされてる?ばばあにおちょくられてる?

 

 

 

「いえいえ。え?どうして?」
『知人が連絡取れなくなってって…』

 

 

 

嗚呼。違うねん!違うっ!携帯が圏外やねん。圏外!!
「圏外だったんで繋がらなかって。」

『えっ?県外の方?』

 

 

 

ヤカマシイババア!なんで新幹線の中で初対面の貴方と即興漫才せなあかんねーん!
200km/hのスピードで「もうやめさせてもらうわ!」

 

-2005/05/03 update-