2杯目 「エレベーターの定員」

どうも!最近所得に見合ってない飲み代を浪費してビックリしている松原です。

いやいや、先日ね、某デパートのエレベーターに乗ったんすよ。
そのエレベーターはかなりギュウギュウだった。
そして途中の階に止まった時、2人のカップルが入ってきた。

男性の方は背が高く、かなり華奢な体付き。
しかし一方の女性はピンクの趣味の悪い服を身にまとった、俗に言うデブだ。

ピンクの電話の太い奴の体系に人相悪い顔を乗せた感じ。
その2人のうち、まず男性が先に乗り込んで来た。
そして女性が乗り込んだ瞬間…


「ビーーーーーッ!」

エレベーターのナイスジャッジが響き渡るっ!

すると、事もあろうにそのデブは怠そうに

「もぉ~!」

と男性に向ってほざき、 ムカついた態度120%で出て行った。
なんじゃこいつはっ! エレベーター内の空気は一瞬で悪くなった。

そんな悪い空気のまま次の階に着いたら、また2人のカップルが入ってこようとしていた。
今度は普通のカップルだったが2人共、何事も無くシレっと乗り込んでエレベーターは閉まった。
その瞬間、松原達チームエレベーターズは爆笑してしまった!

エレベーターの中の向かいに居た知らない人や後ろの見ず知らずの人達と笑い合った。
なんて素晴らしい事なんだ!赤の他人とこんな狭い箱の中で打ち解け合う。
人と人の触れ合いを感じて、すごく優しい気持ちになれた…。

ありがとう!あの時のデブ!
ありがとう!建築基準法!
ありがとう!人間1人を65kgと見積もって定員を計算してくれて!

-2004/08/03 update-