61杯目「松原サプライズパーティ」
DRAGON BALL悟空とジョジョの奇妙な冒険JOJOの会話。
「オラオラオラオラオラオラ…∞」
ゆとり世代に全く優しくないジャンプ放送局のツカミネタで始まった大人気松原コラムだよん。
押忍!!
もうこの辺の週刊ジャンプが通じない時代になってきたのも当然!!なんとワタクシ松原は先月無事30歳の大台に突入させて頂きました。
アリガトウゴザイマス。
アリガトウゴザイマス。
なので誕生日ぐらいゆっくり休もうと思い、当店風次氏にその日のイベントを任せる事になったのだが、
それが運の尽き…。
チンパンジーに核ボタン掃除してもらうぐらいの危険度数である事に気づくのはその誕生日の直前でした。
ふとスタクラのスケジュールに目を落とすと松原の誕生日である6月15日の内容が
【風次プレゼンツ】「松原裕サプライズパーティ」
<出演>松原 裕のみ
●30歳サラリーマン平均収入と比べて確認、裕のとても豊かな暮らし
●みんなでおどろう!創作ダンス「マツバラバラバラ」
●比べて確認!織田信長/松原裕(30)の共通点
●ライブハウスの店長の歌唱力チェック:課題曲ロージア
●裕の懺悔部屋
などなど松原に無許可で好き放題書かれているでは無いか…!!
そして一切の打ち合わせも無く当日を迎える事に…
風次氏から何も聞かされていないと言うか出てくれとも言われていない。
松原が当日休んだらどうするつもりだったのか?
不安は無いのか?というかなんで俺だけ不安な気持ちにならないといけないのか?
疑問は湯水の様に湧き出る。
そして風次氏がステージで前説を終え、やっと松原を呼びこんでくる。
そこから人生最悪の誕生日が始まる。
この1日はその後、完全にトラウマとなり、やたら髪の毛が抜け安くなり、人前が怖くなる程の後遺症を残す事になる。
まずステージから見る光景は20人ほどがチラホラとホールに…。そりゃそうである。チケット代2000円で内容が上記。
誰が来んねんっ!!
もういっその事、2,3人だと返金して中止にするのに…
っていうかコレ、家で出来るやん!!
もうリアルに人望の無い所を露呈してしまっているだけやんっ!
イジめやん。晒し者やん!
そんな事はお構い無く風次氏は一人酔っぱらい淡々と進行して行く。
で、最初に受けた説明が
「普段、人を楽しませる事ばかりしているので今日は何もしないでいい!」
と言われマイクさえ持たせてもらえずただステージの上にいるだけ。
そしてそこにはソファーが2つあり、松原が座っていると数々のゲストが家に遊びに来るTV番組「さんまのまんま」的設定。
しかし来るゲスト全て全く喋った事の無い奴ばかり。
凄いテンションで松原の横で歌ったり、ボケたり…最初は全然面白く無いフリをして松原とそいつらの温度差を笑ってもらおうとしたが、
途中から普通に演じなくても真顔になれる自分がいる。
ハッキリ言ってホンマにしんどい。
挙句の果てに司会である風次氏は酒で泥酔し、司会不在でイベントは進行して行く。
もうまるで松原がスベっている様な光景に風次へ殺意を覚える。飛び方を忘れた鳥と終わり方を知らないイベントは目も当てれない。
気が付くと真顔のまま4時間も時を重ねる。
観客も呆れて半分に減り、スタッフは寝だし、出口の見えない迷路に我々が絶望を感じた瞬間!!!!
いきなり風次氏が生き返って、
「仕事ばかりしているのでこれで子供と遊びなさい。」
と告げ松原に何かを渡してくるではないかっ!!
その何かとは… グローブとボール。
感動のラストシーンで彼は真剣に俺の事を祝おうとしていたのだ。 ありがとう!風次!!
ただ一番俺とキャッチボールしなければいけないのは君だったよね。
-2009/07/05 update-