68杯目「業務にハゲまない坊主」
どうも。バスに轢かれた事がある松原です。
はい。ほんと人間っていつ死ぬかわかりませんね。
松原は過去3回程あっち系の方を怒らせて
「自分って死ぬんや。」
と実感したのも懐かしい思い出ですが、先日幼少期を中心に育ててくれた祖母が他界致しました。
容態が悪いと聞き,老人ホームに着いた瞬間に息を引き取りまして僕の事を待っててくれたんやと涙が零れました。
そしてすぐさま葬儀屋さんが登場し葬式の説明を淡々と受けます。
…しかし白装束とか葬儀代とか完全に言い値でビックリ。
ここで強く思う。葬儀屋ってどーなっとんねん!
他の業種みたいに営業とかCMとかしてないし,病院との癒着しまくりやし、
世間体を過剰に気にする日本文化に完全につけこんだアコギな商売じゃん。
早く葬儀界のユニクロやソフト バンクみたいな価格破壊してくれる企業の出現絶賛希望!全くもって納得出来ない…。
が!また納得出来ないのはお坊さん。
戒名やら読み上げに20万以上掛かるってどーなっとんねんっ!!!
「坊主丸儲け」の語源に今世紀最大の100納得。
そんな坊主がこの葬式にも登場。
ってごっついロン毛やん。ビックリシタ!!
いやwwそんなハゲとけまで言わへんけど、もうちょっと切ったら?て的な長さで「すんません!すんません!道に迷って…」坊主say。
むちゃポップにライトな雰囲気で葬式が始まる。
準備中でも小話を挟んで来て「このお数珠高いんですよ。
僕なんか仕事がら結婚指輪の代わりに奥さんとペアで高い数珠買ったんですよ。
…でも結局指輪も買わされましたけどね。(笑)」坊主say。
親族は意図的な種類の沈黙で返答し、松原は危なくまた葬儀屋を儲けさせる所だった。
お前と嫁の話はええからはよお経あげろよ!
願い通じてか、ようやく準備が整い葬式が始まる。
まず坊主が祖母の名前と戒名を書いた札みたいな奴を仏壇に置いた。
その瞬間、我々は真っ青になった。
なんと祖母が亡くなったのは12月23日なのだが、そこに書かれているのは12月17日では無いか!!
ウォォーーイ!!!ゴラァ!坊主ぅぅ!!!死んだ日ぃ間違えとるやんけ!!どないなっとんねん。
「あ!しもた。すみません。後日書き直して来ますので今日はこれで簡便してください。」
ってユニフォームの背番号とちゃうねんぞ!!
なんで命日の代わりがあるねん!!ええ加減にせーよ!!
っていうかお宅の宗教的にそれは通るん?
いや、それやったら百歩譲ってエエねんけど、どうなん?完全に日付ちゃうねんで…。
でももう葬儀は始まってしまっているのでしぶしぶ日付の間違ったまま葬式が行われ、
終るとお布施をちゃっかり持って帰る坊主。
そして時が経ち四十九日がやって来る。
当然今回もあのロン毛坊主だ。颯爽と髪をなびかせ原チャで登場。
家の中に入れてやると
「いや~今日は寒いですね。ほら、ぼくこんなにカイロ体に貼ってますねん。」
って開口一番に何ぬかしとんねん!
っていうかお坊さんってそういう寒さとかなんか我慢出来なあかんイメージあるけどちゃうの?
で、もうなんでもエエから早く命日を書きなおしたお札頂戴と催促すると
「あっ!しもた!!忘れてもたのでまた持ってきます!」
ワレコラァ!!今日2つの意味で「坊主」で帰らせたるわ。ハゲ!!
-2010/02/05 update-